収納学習机の収納はどう選んだらいい?選び方のポイントとメリットデメリット・カリモク家具おすすめマルチラック3選 

学習机に収納家具をプラスするメリット・デメリット

学習机を購入する際、マルチラックは必要…?と悩まれる方は多くいらっしゃいます。
特にお一人目のお子様の場合、学用品がどのくらい増えるかの想像がつきにくいですし、ご家庭の収納で代用できる場合もありますので、ご家庭によっても必要・不必要は変わりますよね。
今回は学習机の収納について、選び方のポイントや実際に感じやすいメリットやデメリットをご紹介します。

小学生で必要となる学用品一覧

小学6年間でおおむね必要となる学用品を一覧にしました。お子様の生活スタイルにもよりますが、これらが収まるスペースが必要です。
小学生の間に、一部には塾通いや習い事などを始める方もいらっしゃいますので、参考までに通塾やクラブ活動に必要な用品も掲載しました。ご参考にしていただければ幸いです。

教科書・ノート類 (★=スペースを取るもの)

  • ★教科書(国語・算数・理科・社会・英語・音楽・図工など)
  • 漢字ドリル、計算ドリル
  • ノート各種(科目ごと)
  • 連絡帳

筆記用具

  • 鉛筆(B〜2B)
  • 赤鉛筆・青鉛筆
  • 消しゴム
  • 下敷き
  • 筆箱
  • 色鉛筆
  • マーカー・サインペン

書道・図工・家庭科関連

  • ★習字道具一式(筆・硯・墨汁・文鎮・下敷き)
  • ★絵の具セット(パレット・筆・水入れ)
  • ★工作道具(はさみ・のり・カッター・ホチキス)
  • クレヨン・クーピー
  • 折り紙
  • ★手芸セット

音楽関連

  • リコーダー
  • ★鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)
  • 音楽の教科書・歌集

体育関連

  • ★体操服・ジャージ
  • 赤白帽
  • ★上履き・体育館シューズ

生活用品

  • ★ランドセル
  • ★手提げ袋
  • 給食袋(ナプキン・箸・スプーン・フォーク)
  • ハンカチ・ティッシュ
  • ★水筒
  • ★雨具(折り畳み傘・レインコート)
  • ★通学用帽子

その他の学用品

  • ★タブレット・充電器
  • コンパス
  • 定規・分度器・三角定規
  • ★辞書(国語辞典・漢和辞典・英和辞典)
  • 電卓(高学年で使用する場合あり)

部活動・クラブ・スポ少関連

  • ★ユニフォーム
  • ★ボール・ラケットなどの用品
  • ★シューズ
  • ★練習用ウエア

塾関連

  • ★タブレット(塾用)
  • ★参考書(テキスト)
  • ★通塾用バッグ

いかがでしたでしょうか?思いのほかスペースを取りそうだな…と思われた方も多いと思います。小学生になると、教科書やノート、体操服や習字道具など、とにかく学用品がどんどん増えていきます。

気がつけばリビングや子ども部屋が散らかりがち…「どこに片づければいいの?」と頭を悩ませている親御さんも多いはずです。



特に毎日使う教科書やノート類、筆記用具は学習デスクに収納することも可能ですが、鍵盤ハーモニカや習字道具、手芸セット、絵具セットはかさばる学用品の代表格。夏休みなど、学期ごとに持ち帰るため収納場所に困るアイテムです。
お子様に片付けや生活のリズムを学んでいただくためにも、収納しやすく置き場所に困らない収納アイテムがあると大変便利です。

学習デスク用収納があると便利なこと(メリット)

① 片付けやすい環境がつくれる

収納家具を設置すると、教科書やノート、文房具の置き場所がはっきり決まります。「使ったら戻す」が自然にできるので、整理整頓が習慣化しやすく、机の上に物が積み重なることが減ります。常にスッキリした状態を保てることで勉強を始めやすく、集中力も高まりやすくなります。ただ「片付けなさい!」と言っても、どこに戻せばいいのかが分かりにくい状態だとなかなか片付け習慣が身につきません。まずは「戻し場所」をしっかりと決めてあげることで、整理整頓の第一歩が身につきます。

② スペースを有効に使える

机の下や横、後ろに収納を設置すれば、デッドスペースを増やさずに収納力を増やせます。6畳ほどの部屋なら、幅30〜40cm程度のワゴンがサイズが使いやすいです。広めの部屋であれば、サイドシェルフやラックを追加しても圧迫感が少なく、参考書や教材をまとめて収納できます。

③ 成長に合わせて長く使える可能性がある 

収納家具は学年やライフスタイルの変化に応じて柔軟に対応できます。低学年のうちは文房具や絵本を収納し、高学年になると参考書やノートPC、プリンターを置くスペースに変えるなど、用途を変えながら長く使えます。シンプルなデザインや高さ調整できるタイプを選べば、高校生や大学生になっても違和感なく活用できます。

④出し入れしやすい・学習環境を整えやすい

納戸やクローゼットなどの部屋収納とマルチラックの大きな違いは、教科書や参考書など必要なものをすぐに手に取りやすい点にあります。疑問がわいた時や調べものをするときなど、立ち座りが必要になるクローゼットと、すぐ隣にあるマルチラックとでは、ほんのわずかな差ですが学習環境に差が出ます。
「調べたいけど立つのがめんどくさいからまあいいや」を生み出す環境をわずかですが取り除きたい、そんなときには収納ラックが大変便利です。

学習デスク用収納があると不便なこと(デメリット)

① 部屋が狭く感じることがある

収納家具を追加すると、便利な反面どうしてもスペースを取ります。特に6畳程度の子ども部屋では、机・椅子・ベッドなどの配置に加えて収納を足すと、通路が狭くなったり圧迫感が出やすくなります。購入前に家具の寸法を確認し、置き場所をイメージしておくことが大切です。

② コストがかかる


学習机にプラスして収納家具を購入すると、その分の費用がかかります。安価なものもありますが、長く使える丈夫な家具を選ぶと机と同じくらいの価格になることも珍しくありません。学習デスク収納は長く使えて大変便利なものではありますが、予算とのバランスを考えて選ぶ必要があります。

③ 選び方を間違えると早く使わなくなることもある

サイズやデザインが成長に合わないと、せっかく買った家具をすぐに使わなくなることもあります。例えば子ども向けにカラフルな収納を選ぶと、中高生になると好みに合わなくなるケースも。長く使いたい場合は、シンプルなデザインや汎用性のあるタイプを選ぶのがポイントです。

収納家具を選ぶときのチェックポイント

ひとくちに収納家具といっても千差万別、何を基準に選ぶかで使いやすさが変わってきます。特に最近ではデジタル学習が進んでいますから、充電などがしやすいものがおすすめです。
ここからは、失敗しないためのチェックポイントを一緒に見ていきましょう。

部屋や机に合ったサイズを選ぶ


収納家具はサイズ感を間違えると一気に使いにくくなります。例えば、6畳程度の子ども部屋なら、机の横に幅30〜40cm程度のスリムワゴンがぴったり。逆に10畳以上の広めの部屋であれば、幅60cm前後のサイドシェルフを置いても圧迫感がなく、教科書や参考書をまとめて収納できます。
購入前に机の横幅や部屋の通路幅を測っておくことが、快適なレイアウトの第一歩です。

使いやすい収納の配置を考える

収納の配置は「使う人が片付けやすいかどうか」が重要です。机の下に収まるワゴンは座ったまま取り出せるので便利。机上ラックは一目で本を確認できますが、高さが合わないと圧迫感が出ることもあります。また、ここで意識したいのが「魅せる収納」です。お友達との思い出の写真を飾ったり、お気に入りの雑貨を置いたりすれば、インテリアとしても楽しめます。隠す収納と見せる収納をバランスよく使うと、実用性とデザイン性の両立が可能です。

価格と耐久性をチェックする

収納家具は長く使うものだから、価格だけでなく素材や作りも大事です。手ごろの価格の物は重さに弱いこともあり、耐久性が高く長年使えるものはそれなりにお値段も高くなります。レビューで「引き出しが固い」「キャスターがスムーズ」などの使用感をチェックするのもおすすめです。

デジタル機器との相性の良いものを選ぶ

近年の学習環境はデジタル化が進んでいます。デジタル化が進むことにより教科書や副教材が減り、収納スペースに余裕が出るのはいいことですが、一方で「充電の手間」が増えます。
充電がされていないとどんな便利なタブレットでも意味がありません。お子様が毎日の習慣として充電がしやすいようなマルチラックや学習デスクを選ぶことが大切です。

カリモクのおすすめ収納|人気商品まとめ

マルチラック SS0429ME|狭い部屋に置きやすいスリム設計

幅60cm・高さ107cmのスリム設計で、狭めの子ども部屋にも置きやすいマルチラック。引き出し・可動棚・木製フックが付いていて、ランドセルや教科書、文房具まできれいに整理できます。

おすすめポイント
・狭い部屋でも置けるコンパクトサイズ
・棚の高さを自由に調整できる
・隠す収納モードでリビング学習にも活躍

こんな人におすすめ:6畳前後の部屋で、省スペースでも“必要な物をすぐ取れる”動線を作りたい人

マルチラック SS0429 ピュアオーク| 国産家具メーカーのカリモク家具 karimoku

書棚 QT3085ME|デスク背面にぴったりの大容量タイプ

幅約105cm・奥行29cmのスリム書棚。机の後ろに配置することで、教材や本をたっぷり収納できる大容量タイプです。可動棚や仕切り金具が付いていて、厚みのある参考書もきれいに収まります。

おすすめポイント
・奥行きスリムでデスク背面にもフィット
・可動棚で高さを自由に変えられる
・本が倒れにくい仕切り金具付き

こんな人におすすめ:参考書や専門書をまとめて整理したい人、本や雑貨を並べて“見せる収納”を楽しみたい人

Buona scelta 書棚 オープンタイプ 幅105cm QT3085 ピュアオーク| 国産家具メーカーのカリモク家具 karimoku

ユーティリティプラスシリーズ|自由に組み合わせて長く使える

机・ワゴン・書棚・引き出しユニットなどを自由に組み合わせられるシリーズ。部屋の広さやライフスタイルに合わせてカスタマイズできるので、子どもの成長に合わせて長く使えます。

おすすめポイント
・部屋に合わせて机+収納を自由に組み合わせ可能
・奥行45cmデスクなどコンパクトモデルあり
・成長に合わせて追加・配置換えができる

こんな人におすすめ:長く使える学習環境を計画的に整えたい人、引っ越しや模様替えの可能性がある人

ユーティリティプラス| 国産家具メーカーのカリモク家具 karimoku

親子で一緒に考える収納の工夫

学習机の収納は、単なる「物を片づける場所」という役割だけではなく、子供の成長を支える大切な環境づくりの一部です。そのため、収納の方法や配置を決めるときには、親だけが主導するのではなく、子供自身も一緒に考えていくことがとても重要です。親子で一緒に「どうすれば片付けやすいか」を話し合うことで、子供にとって自分の空間への意識が芽生え、自発的に整理整頓する習慣につながります。

まず取り組みやすいのは、収納の「ゾーニング」を親子で考えることです。例えば「毎日使うもの」「週に数回使うもの」「学期ごとに使うもの」という三段階に分けて、それぞれの置き場所を決めます。毎日使う鉛筆やノートは机の引き出しやワゴンの上段に、週に数回の習字道具やリコーダーはサイドラックに、学期末にしか使わない図工用品や水泳セットは上段や別の棚に、といった具合です。このように使う頻度ごとに整理することで、子供も自然に「どこに戻せばいいか」を覚えやすくなります。

次に意識したいのは「見せる収納」と「隠す収納」のバランスです。お気に入りの本や、賞状・工作作品などはオープンラックに飾ればインテリアとして楽しめます。一方、細かい文房具や雑多になりがちな教材はボックスや引き出しにまとめて「隠す収納」に。親子で「これは見せたい?それとも隠す?」と相談しながら配置を決めることで、子供が主体的に収納を工夫するようになります。

さらに、収納の仕組みを一緒に作ること自体が「親子のコミュニケーションの場」になります。例えば休日に一緒にラベルを貼ったり、収納ボックスを色分けしたりする作業は、遊び感覚で片付けのルールを作れる貴重な時間です。「赤いボックスは図工」「青いボックスは音楽」などと決めれば、子供も楽しみながら収納習慣を身につけられます。

また、学年が上がるにつれて必要なものが変わってくるため、定期的に「見直しタイム」を設けるのもおすすめです。進級のタイミングや長期休みの前に、親子で一緒に収納を点検し、「これはもう使わない」「新しいスペースが必要だね」と話し合うことで、部屋がごちゃつくのを防げます。こうした習慣は、子供の計画性や先を見据える力を育てるきっかけにもなります。

収納を親子で一緒に考えることは、単なる片付けの工夫を超えて、子供の自立心や自己管理力を育てる教育的な意味を持ちます。そして親にとっても「片付けなさい」と口で言う回数が減り、家族のストレス軽減にもつながります。学習机の収納をただの家具として捉えるのではなく、親子で一緒に育てていく「生活習慣の道具」として考えることが大切です。

学習机収納が子供と家庭にもたらす効果

収納家具は単なる実用品にとどまらず、子供の自立心や生活習慣を育てる大切な要素でもあります。整理整頓の習慣は、小学校時代に身につけることで中学・高校、さらには大人になってからも役立ちます。自分の持ち物を大切に扱い、決められた場所に戻すというシンプルな行動の積み重ねが、責任感や時間管理の意識へとつながるのです。

また、収納家具を導入することで親御さんの負担も軽減されます。片付けに時間を割くことが減り、その分を学習や遊び、家族の時間にあてられるのは大きなメリットです。学習環境の整備は、子供だけでなく家庭全体の暮らしやすさにも寄与するのです。

カリモク家具のように品質が高く、長年使える収納を選べば、成長に応じて用途を変えていけるため、投資としても無駄がありません。机と収納をトータルで考えることで、部屋全体が調和し、長期的に満足できる学習空間をつくることができるでしょう。

まとめ|学習机の収納家具で快適な学習空間を整えよう


いかがでしたでしょうか。学習机の収納に悩んでいる方も、収納家具をうまく取り入れることで、勉強机まわりは片付きやすくなり、学習環境もより快適になります。サイズや配置を工夫すれば、驚くほど使いやすく、長く快適に使える学習スペースをつくることができます。

現代の子供部屋のスタイリングにおいて、子供の成長とともに増えていく学用品や家具の存在は無視できません。利用頻度の高い本棚やシェルフはもちろん、子供部屋を整えるための学習机やそれに伴う収納、さらには寝具やマットレスといった生活用品まで、多くのアイテムが必要になります。これらを効率的に配置し、整理整頓することは、子供部屋のすっきりとした空間づくりにかかせません。

収納家具を選ぶ際にはサイズや部分ごとの使い勝手が重要です。小物やボックスを活用することで、文房具やプリント類を整理しやすくなります。収納できても取り出しにくいのでは意味がありませんから、それなりにゆとりのある収納が実現するように工夫をしてみましょう。
そのうえで、見た目としてもスッキリとごちゃつかないスタイリングができれば満点です。

今回ご紹介したカリモクの収納家具は、サイズや組み合わせの自由度が高く、使いやすさとデザイン性を兼ね備えているのが魅力です。ライフスタイルに合わせて無理なく取り入れられるので、ぜひチェックしてみてください。

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